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2つのエネルギー工場

執筆者 Sakamoto


人間は生きていくために身体の中の細胞で

活動エネルギーを作り出しますが、そのエネルギーを

作る工場を2つ使い分けていることをご存知でしょうか。


それは一般的に

「解糖系」と「ミトコンドリア系」と呼ばれています。


「解糖系」はその名の通り糖質を分解してエネルギーにしていて

即効性がありますが、一度に作り出せる量は多くありません。

一方「ミトコンドリア系」と呼ばれる工場は、

糖質に加えそれ以外の脂質やタンパク質、それと呼吸によって得られた酸素や

日光を原料としてエネルギーを作るので、一度に多くの量を作ることができます。


解糖系は「嫌気性(酸素を嫌う)」なので、

いわゆる無酸素運動の際に必要なエネルギーで、

ミトコンドリア系は「好気性(酸素を好む)」なので、

有酸素運動の際に必要となります。


どちらに優位性があるのか、という話ではありませんが、

年齢と共に使い分けるバランスが大事になってきます。


解糖系は若いうちはスポーツや仕事でふんだんに使っても、

身体も丈夫なので良いパフォーマンスにつながる傾向がありますが、

加齢とともに「身体が追いつかない」状態になってくるのは

解糖系の工場が疲弊して無理が効かなくなってくるからです。


そうなってきた時に、意識的にミトコンドリア系の

エネルギーを使っていくことが大事で、

酸素を好む好気性なので、深い呼吸を意識し、なるべくストレスの

かからない環境を自分の日常の中に広げ、

日光を浴びて、糖質の量を減らして、その他の栄養素をしっかり摂る。


これだけでも随分、身体は元気な状態を維持できます。

解糖系を酷使していると「低酸素、低体温」の状態が

続きますので、生活習慣病にもなりやすくなります。

また、ストレスも呼吸が浅くなり、低酸素状態を作りやすいので、

解糖系が使われます。


ちなみに、「がん細胞」と呼ばれる細胞は、

解糖系を好み、ミトコンドリア系の細胞には少ないことが

研究でわかっています。


ミトコンドリアはとても女性的な器官と呼ばれていて、

心臓や脳の一細胞あたりのミトコンドリアの数が

4000〜5000と言われている中で、

卵子には実に10万個ものミトコンドリアがあると言われています。

卵子は温めることで成熟しますので、

女性にとって解糖系の酷使は

身体を冷やす原因となるので注意が必要です。


解糖系とミトコンドリア系、

どちらの工場が正しいということではなく、

使い分ける意識、そしてバランス。

病気を未然に防ぐために必要なバランスを心がけて、

日常を楽しんでいきたいですね。


リラックスすると副交感神経が優位となって

酸素を取り込む量も増え、ミトコンドリアが活性しますので

CS60の施術もそういった意味で相性が良いですね。


育児に家事に仕事に、とさまざまなシーンで

呼吸の浅くなっている自分に気づいたら、

ちょっとだけミトコンドリアを意識して

ご自身の細胞に語りかけてあげてみてはいかがでしょうか。


今回のお話は安保徹先生のこちらの本に

詳しく書かれています。


よかったらご参考くださいませ。


              安保 徹





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