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霊性と現実のあいだ

執筆者 Sakamoto


サロンで提供させてもらっているメニューでは

主にCS60の器具を使用した心と身体の調整を

目的とするメニュー構成となっています。


心身の健康は、まず何よりも日常の生活において

求めていくべきところだと感じていまして、

程度にももちろんよりますが身体の不調改善、

心の不調改善は、CS60の施術を行うことで

十分調えていけると、施術を受けてくださる

お客様のご様子を拝見させて頂きながら日々、

実感しています。


そんな中、

サロンの活動の目的として僕が日常で考えているのは、

健康で日々を楽しく過ごして頂く人が増えてほしいという思いであり、

僕自身もその過程にいるわけですが、

その健康という定義を心身のバランスというニュアンスよりも

もう少し広い範囲で捉えていけば、

霊性という概念にも行き着きます。


霊性というのは概念なので、少し定義づけの難しいところでも

ありますが、WHO(世界保健機関)は1984年に健康の定義の中に

霊性の概念を組み込むことを提案しており、1998年には実際に

「精神的側面」と「霊性的側面」が追加されました。

改正された定義によれば、

「健康とは、単に病気や虚弱の状態でないということではなく、

身体的、精神的、社会的およびそれに関連する霊性的な側面において、

完全に良好な状態にあることをいう。」とあります。


霊性というと日本では特にスピリチュアルな印象があって、

少し怪しいといった意味に捉えられそうですが、少し前の時代より

今の時代ではこのあたりがかなりマイルドに認知されるように

なってきたと僕自身も実感していますし、皆様の中でも

多くの方が実感するところなのではないかと思います。


日本でこの霊性の浸透が遅れた背景は

90年代に起きた新興宗教による過激な事件のせいもあるのかと思います。

マイルドになったが故に、玉石混合の世界でもあるので、

身体をしっかりと調えておかないと、かなりまずい世界に

入り込むこともあるので、頭で考えるよりも身体で感じること、

を重視するのが個人的には良いと思っています。


この辺りの話はまた別の機会にさせていただくとして、

いずれにせよ、この霊性という概念が健康上の

一つの定義であるというのはとても重要であり、

僕自身もこの部分を意識して日常の生活を過ごしていますが、

奥の深い世界が故に、これはきっと人生を通じての探究に

なるものでもあるとも思っています。


そしてそういう世界の探究も、お越しくださるお客様と共に

共有し、対話したいと常日頃思っています。


なので改めてここでお伝えしておくと、

CS60の施術をきっかけにして(←ここ大事です)、

健康という定義を広い概念で捉えていく人が

増えていくことを目指すサロンでありたいなと思っている次第です。


僕の施術ではありませんが、林理永さんの「調律 × CS60」も、

このあたりにアクセスするリーディングでもあるので、

こちらの施術もとてもおすすめなのですが、

最近読んだ本で、おすすめの本がありましたので

今回はそれを共有させて頂きたいと思います。


古い本ですが、一時流行った本なのでご存じの方も

いるかと思いますが、僕の中ではかなりこの「霊性」を

理解する上で、参考になった本でしたので、

読んだ方と対話したいなあ、なんて思う今日この頃です。


怪しくも深遠なこの世界に広がる認知を超えた

霊性の次元と、リアリティを持った自分自身という

肉体という現実とのあいだを行き来するような、

そんな有意義な時間をこれから共に過ごしましょ!


いつでもお気軽にサロンへお越しください✨



「理性のゆらぎ」

       青山 圭秀 (著)





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